「出発の歌」上條恒彦と六文銭 世界歌謡祭グランプリ受賞曲 歌詞意味

1971年、
キングレコードから
上條恒彦と六文銭
「出発の歌」
が発売された。

作詞:及川恒平
作曲:小室等
編曲:木田高介
補編曲:中村八大


こんにちは
健康オタクの あんこう です。

今回は、
上條恒彦と六文銭
「出発の歌」です。

昭和46年(1971)

世界歌謡祭グランプリの歌
「出発の歌」の裏話。

宇宙にたびだつ歌詞の意味をどう解釈するかな?

世界歌謡祭グランプリ曲「出発の歌」

1971年、
世界歌謡祭の選考会になる
ヤマハの
合歓ポピュラーフェスティバルで
大番狂わせがあった。

その張本人は
上條恒彦、六文銭たちだった。

当時、無名に近い上條恒彦たちに
想像だにしなかったことが起きたのだ。

合歓ポップフェスで優勝したのだ。

ラジオで流れる曲を聴いていると
「さすが、グランプリの曲だ」
と思った。

ロックのリズムに乗せて
雄大に歌い上げる上條恒彦。

その上に乗せる六文銭のハーモニー、
追っかけハモリがぴたりとハマった。

これだけ圧倒したから
他のエントリー参加者達の顔色はなかった。

フェスティバルの後、全員で開く
大パーティに出席する参加者が
殆どいなかったという。

上條恒彦と六文銭が優勝する
ということは画期的なこと
だった。

それまでの歌謡曲が
新参のフォーク・ロックに負けたのだ。

もともとは
上條恒彦と六文銭は別々に出場するはずだった

六文銭の小室等は
それぞれのグループに
作曲する予定だったが
フェス前日になって一曲ができただけだった。

仕方なく、出来上がった一曲を
上條恒彦と六文銭が一緒に組んで
歌うことになったという。

何が幸いするか分からない。

どちらかだけが歌っては
この迫力は出ないだろう。

及川恒平の広大な詞と小室等の曲、
上條恒彦の声量たっぷりの声が重なり合った。

最初、上條恒彦のソロで始まり
最後にリフレインで六文銭が
盛り上げる。

迫力たっぷりの曲が完成した。

そして
そのあとに続く第ニ回世界歌謡祭
でもグランプリを勝ち取った。

及川恒平「出発の歌」の歌詞の意味をどう解釈する?

それにしても及川恒平の詞は凄い。

銀河鉄道999の世界だ。

意味を探ってみよう。


自由な日々が失われた時に
残されたものは出発の歌
さあ 今
銀河の向こうに飛んでゆけ

(中略)

さあ 今
銀河の向こうに飛んでゆけ
さあ今 宇宙に
さあ今 未来に

飛んでゆけ…………

作詞:及川恒平・作曲:小室等

自由がなくなったら
たびだつんだ。

古い自分を捨てて。

銀河の向こうに
宇宙に
飛んでゆけ

そして
未来に。

古い自分にこだわるのは止そう。

明日に向かって発て!

エピローグ

いつ頃だったか・・
ライブハウスに
『まるで六文銭のように』
がやってきた。

メンバーは
小室等、及川恒平、四角佳子の3人。

雨が空から降れば
おもちゃの汽車
面影橋から
他10曲くらい歌ったかな。

生六文銭を初めて堪能。

小室等のスリーフィンガーを
ま近かで見た。

さすがでしたね。

四角佳子、綺麗でした。

もちろん
出発の歌も歌いましたよ。

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