
1970年、日本グラモフォン/ポリドールから「知床旅情」を発売。
(森繁久彌版は1965年、日本コロムビアから発売)
作詞・作曲:森繁久彌
こんにちは
健康オタクの あんこう です。
今回は、
頭脳明晰
東大卒の加藤登紀子が歌った
「知床旅情」です。
(昭和45年(1970)発売)
知床の隠れた見どころってなんだろう。
知床の隠れた見どころ
加藤登紀子といえば
私が高校生のときから
テレビでお目にかかっていたシンガーです。
東大在学中に
アマチュアシャンソンコンクールで優勝してからですね。
いろいろなテレビ番組に出演していました。
当時、東大出の芸能人が珍しかったんでしょうか。
歌手というより今でいうタレントのようだった。
月の家円鏡と組んでお笑いの番組だったかなぁ。
月の家円鏡が司会をしていて
加藤登紀子がアシスタント役。
円鏡のアドリブに
うまく切り返していたことを覚えています。
そうしているうちに
1971年、
加藤登紀子が歌った「知床旅情」がヒット。
6年前に
本家森繁久弥がレコード化していたが。
森繁久弥は独特の歌い方だったが
加藤登紀子の
フォークソング風の歌い方が
「知床旅情」にあっていたんでしょう。
秘境知床ブームが起き
若者たちカニ族が知床へ押し寄せていた。
北海道のJR駅ではカニさんがたくさん来ていましたよ。
ところで
知床半島は
左側が斜里町、
右側が羅臼町になっています。
知床岬は知床半島の突端にありますが
斜里町側にあります。
世界遺産になって
いまでも秘境だから
知床岬まで陸路ではいけません。
「知床旅情」の歌詞を
あらためて見てみると
森繁久彌が「知床旅情」で
『はるかクナシリに・・』
と国後島に思いを馳せたのは
『別れの日はきたラウスの村にも』
のとおり羅臼町側から唄っています。
斜里町側からは国後は見えません。
私は社会人になってからですが
知床へ2回ほど旅行に行っています。
家族で行ったので
観光旅行になりますが
宿泊・見るところは斜里町のウトロです。
最初に泊まったホテルでの思い出です。
そんなに有名なホテルではなかった。
それでも
朝夕の食事は新鮮な魚が出て
温泉も気持ちのいい湯だった。
私が温泉に入って
部屋に戻ると女性軍たちはまだ戻ってきていない。
もともと
私の方が長湯するほうだったが
今回は女性軍たちの方が
長湯しているのかなと思いながら
ビールを飲んでいると
しばらくして嫁たちが戻ってきた。
なんか興奮した様子で
まくしたてた。
「もんのすごい、
星がきれいだったよ」
「天の川がすごいの」
「見にいかない?」
そう言われてどのくらいすごいのか
と思ってついて行った。
ホテルの外に出るのかと思ったら
そうではなく
階段を上っていくのである。
なんだ屋上かと思って上がった。
屋上だからそんなに整備はしていない。
ぶつくさ言いながら上がって空を見たら満天、星だらけ。
こんな星空は見たことがない。
本当に星だらけ。
天の川が
どうして天の川と呼ばれているのかが初めて分かった。
さてこの記事を読んでいるあなた
どうしてだかわかりますか。
知床の天の川は川だった
そうなんです。
川になっているんです。
普通、街の夜空から見る天の川は
星がポツンポツンと見えるだけですよね。
ところが知床の天の川は
本当に川になっているんです。
たくさんの星が
びっしりと帯状になって
川が流れているように見えるんです。
こんなに星があったのか。
これはびっくり感動モノです。
これだけで知床に来た甲斐がある。
あなたも行ってみてはいかがですか。
このホテルの立地条件として
他のホテル街より
ちょっと奥まっていて
屋上の照明が消されていたこと。
高くて
真っ暗なところから見られる星
こんな条件だったのが良かったのか
すぐ近くに星があるようでしたよ。
まとめ
「知床旅情」で火がついた知床ブーム。
羅臼からみて歌った唄なのに
知床の観光は羅臼よりウトロがメイン。
羅臼町さん
観光ブームに流されないで良かったですね。
斜里町さん、羅臼町さん
いつまでも世界遺産を守ってください。
天の川の感動をいつまでも!!
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