井上陽水の「氷の世界」が凄い!アルバムが100万枚売れたその理由

井上陽水「氷の世界」

1973年(昭和48)
ポリドールから
アルバムレコード
井上陽水「氷の世界」
が発売された。
新曲「氷の世界」が収録されている。

作詞:井上陽水
作曲:井上陽水
編曲:星勝
   ニック・ハリスン


こんにちは
健康オタクの あんこう です。

井上陽水が1973年に発表した
アルバム「氷の世界」が
なぜ100万枚売れたんでしょうか。

その理由を深堀りしてみます。

ぜひ、最後までご覧ください。

井上陽水の「氷の世界」①売れた理由

○「氷の世界」の迫力が凄い

「氷の世界」が売れた理由は
計算された収録曲構成。

収録1曲目の「氷の世界」の迫力。

井上陽水のリズム感と歌のうまさ
圧倒される迫力のある声。

リズム担当の星勝と
ストリングス担当の
ニック・ハリスンのアレンジ。

歌の合間に陽水のブルースハープが唸る。

そして叫び声かと思しき
外人コーラスArrivalのハーモニーが
絡む。

その上にブラスがかぶさってくる。

直感的に
「凄い!!」

○「氷の世界」は狂気の世界?

収録曲「氷の世界」の詞
これが陽水25歳の時の作品か!

尋常でない歌詞。

凄い。

気がふれたような表現。

誰かが
「狂気の世界」
と言っていたが


窓の外ではリンゴ売り
声をからしてリンゴ売り
きっと誰かがふざけて
リンゴ売りのまねをしているだけなんだろう
僕のテレビは寒さで画期的な色になり
とても醜いあの娘をグッと魅力的な娘にしてすぐ消えた
今年の寒さは記録的なもの こごえてしまうよ
毎日 吹雪 吹雪 氷の世界

作詞:井上陽水 作曲:井上陽水

○「氷の世界」に賭ける陽水の本気度

アルバム「氷の世界」の
ジャケット写真が
吉田拓郎のシングル
「イメージの詩」の裏「マーク2」に似ている。

パッと見たとき拓郎のアルバムかなと思うほどだ。

「陽水なのに拓郎?」
「じゃない、陽水だよな」

これは拓郎への挑戦
⇒ 拓郎に勝つ。

という意味に解釈した。

当時、
売れっ子スターだった拓郎を
追い付き追い越せの意思が見えてくる。

実際、
アルバム「氷の世界」の発売日
レコード店には早朝から長蛇の列。

何段にも積み上げた
ダンボールの箱から
アルバムを取り出して現金と交換。

その金はその段ボールの中へ入れる。

そして現金と交換、
そして段ボールの中へ。

その繰り返しだったという。

「勝とう!」
「勝ってやる!」

ミリオンセラーへの序章である。

井上陽水の執念が現れた瞬間だった。

井上陽水の「氷の世界」② 日本初のミリオンセラーアルバムが果たした役割

井上陽水が
1973年に
LPアルバム「氷の世界」
を発売して2週間後に
アルバムチャートで第1位を獲得した。

その後もヒットし続け、
113週連続で
トップテン入りを果たした。

2年以上トップテンにいたという事だ。

そして、とうとう
1975年8月に
レコード売上枚数が
100万枚を突破した。

日本音楽史上初の
ミリオンセラーアルバムの誕生だった。

フォークのシンガーは
アルバム創りを大事にしていた。

そして
陽水はアルバム「氷の世界」の制作に
命をかけていた。

人生のすべてをかけて作ったんだろう。

アルバムは自分の世界を表現できる場所だから。

歌謡曲では当時、
シングルレコードを発売して
ヒットさせる手法を取っていた。

フォークでも最初の頃は
シングルレコードを出してヒットさせていた。

それにプラスして
力のあるシンガー、グループは
アルバムも出していた。

自分の世界を表現するために。

それでも枚数を売るのはシングルレコードだった。

陽水が
そのシステムをぶち壊した瞬間だった。

陽水のアルバム「氷の世界」が
ミリオンセラーになってから

ユーミンやオフコースたちは
これまで以上に
アルバム創りに力を入れ始めた。

シングルよりもアルバムを創りたいという意志で。

自分の世界を表現するために。

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