「この広い野原いっぱい」森山良子 発売の裏話


こんにちは
健康オタクの あんこう です。

今回は、
森山良子
「この広い野原いっぱい」
です。

昭和42年(1967)

レコーディングのときに裏話があったようです。

森山良子の「この広い野原いっぱい」は遠距離恋愛の歌?

この歌は
遠距離恋愛の歌なんですね。

勝手に意訳すると、

この広い野原いっぱいさく花も
夜空にいっぱいさく星も
海にいっぱいさく舟も

みんなみんなあなたにあげるから
私に手紙を書いてください。

と歌っている。

まだインターネットがない時代、
遠い海の向こうに行った
恋人と語り合う手段は手紙だった。

この時代の遠距離恋愛は大変だっただろう。

純愛の詩ですね。

恋人を思いやる
伸びやかな高音の声が心地よい。

私は片思いで、恋愛といえるものはなかったが・・

曲の全体の高さだが、
発売当時のレコード音源と
テレビやライブで歌う音源とは
歌うキーが違っているようだ。

ラジオではレコードをかけている。

こちらの方がキーが低い。

テレビなどで歌うときはキーが高いようだ。

和製ジョーン・バエズとも言われる
森山良子が歌いたいのは後者の方だろう。

しかし
私には、太くゆったり聞こえる
レコードの低い方が好きだ。

「この広い野原いっぱい」発売の裏話

森山良子は高い音から低い音まで音域が広い。

彼女がジャズを
歌っているのを聞いたことがあるが
低音の野太い声もいいし
高音もきれいに出していた。

「この広い野原いっぱい」の
裏話として、
最初はキーが高かったらしい
というのだ。

録音のとき
森山良子は自分の音域で歌ったが

それでは
一般の人には歌いにくのではないかと

テープの回転速度を落として
キーを下げてレコードにした。

それを提案したのが
森山良子の従兄の
かまやつひろしだったというのだ。

当時、フォークは
歌いやすくおぼえやすいもの。

そういう風潮があったようで
そのセオリーで作ったんだろう。

男の声でも歌えるキーだ。

でも、出だしの


この広い野原いっぱい咲く花を

の音程がとりにくかったのを思い出す。

さすが音楽一家の娘だけあります。

エピローグ

「この広い野原いっぱい」の
テンポはゆったりしていますね。

テープの回転速度を
落としたからというわけではないでしょうけど。

ブロードサイド・フォーの
「若者たち」も
ゆったりとしているから

この時代のテンポだったんでしょうね。

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