シモンズの「恋人もいないのに」の歌詞で『いそいそ』ってどういうこと?

シモンズ「恋人もいないのに」のAmazonアソシエイトリンクから引用

1971年、
RCAレコードから
シモンズ
「恋人もいないのに」
が発売された。

作詞:落合 武司
作曲:西岡たかし
編曲:葵まさひこ

写真は
1971年の
デビューアルバムのCD版
シモンズの世界。
「恋人もいないのに」
が収録されている。


こんにちは
健康オタクの あんこう です。

今回は、
シモンズ
「恋人もいないのに」
です。

昭和46年(1971)

失恋して彼と想い出の海に来たが
なぜ『いそいそ』と出かけたんでしょう?

「あの素晴しい愛をもう一度」秘話もありますよ。

「恋人もいないのに」の歌詞で『いそいそ』ってどういうこと?

シモンズのデビュー曲
「恋人もいないのに」の歌詞を見て
「おや?」

と感じる。

内容は

失恋した後も彼を忘れられない。

でもきっぱり忘れようと
バラの花束を抱いて海へ
『いそいそ』と出かけた。

空はいつになく快晴で
思わず泣きたくなる。

と歌っている。

いそいその意味を調べてみると
「うれしい事があるために、
 動作が調子づいているさま」

と出ている。

泣きたくなるほど気持ちが沈んで
いるのにどうして『いそいそ』
なんだろう。

あんこう流に解釈してみます。

「今日こそ
 自分に区切りを付けてやるぞ」

「バラの花束をたくさん持って
 彼との思い出の海に来た」

「花びらをちぎって海に撒いてやる」

「そして元カレのことなんか
 スッパリ忘れてやる」

「そう考えたら楽しくなってきた」

「よーし、やったるぜ」

それで『いそいそ』出かけてきたんです。

YouTube:
シモンズ
「恋人もいないのに」を視聴してみてください。

シモンズ 「恋人もいないのに」

シモンズのデビュー曲は本当は「あの素晴しい愛をもう一度」だった。

シモンズのデビュー曲なんですが
最初は北山修・加藤和彦コンビが
作詞・作曲するはずだった。

実際、北山修が作詞をして加藤和彦に詞を送った。

受け取った加藤和彦が
「これは最高だ。最高!」

と北山修に電話をし、

「俺たちの歌にしよう」

と言って二人が歌ってレコーディングしたという。

シモンズのデビュー曲は急遽
落合武司が作詞をし
西岡たかしが作曲することになった。

これが「恋人もいないのに」である。

結果はご存知のように
両方の曲とも大ヒット。

八方丸く収まりました。

こんなこともあるんですね。

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ご意見のある方はメールくださいね。

コメント

  1. BBA より:

    恋人がいない=亡くなった
    大好きだった彼の墓参りに、いそいそ出掛ける
    (亡き)彼に逢いに行くと言うのに、涙が出る
    だと私は思っていました。

    • あんこうあんこう より:

      コメントありがとうございます。
      気づかず1か月程になっていました。
      すみません。
      この解釈はあくまでも【あんこう】流の解釈です。
      BBAさんの解釈すてきですね。

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