さだまさし「関白宣言」って本当に亭主関白の歌?

さだまさし「関白宣言」

1979年、
ワーナー・パイオニアから
さだまさし
「関白宣言」
が発売された。

作詞:さだまさし
作曲:さだまさし
編曲:福田郁次郎
   さだまさし
弦編曲:藤田大土


こんにちは
健康オタクの あんこう です。

今回は、
さだまさし
「関白宣言」
です。

昭和54年(1979)

てっきり亭主関白の歌だと思っていた。

「関白宣言」って本当に亭主関白の歌?

さだまさしの「関白宣言」が
発表されると

世の女性たちから轟轟たる批判が
続出した。

当時の時代背景として
ウーマンリブ運動が真っ盛りの時。

女性の地位向上の意識が高まっていた。

女性たちからは
「侮辱している」
「女性蔑視だ」

男性陣は
「よくぞ言ってくれた」
と大喝采。

これだけ世論に火が付けば
売上枚数は伸びて
160万枚の大ヒットとなった。

タイトルが「関白宣言」で
歌詞の内容もサラッと聞けば
亭主関白の宣言文にも聞こえる。

本当に亭主関白の歌なんだろうか。

さだまさし「雨やどり」
の記事でも書いたが『さだまさし』は
落語研究会出身。

額面通りに受け取っていいのだろうか。

解析してみる価値はありそうだ。

そこで
よーく「関白宣言」を聞いてみた。

「関白宣言」の歌詞を引用する。


俺より先に寝てはいけない
俺より後に起きてもいけない
めしは上手く作れ
いつもきれいでいろ

強がっているけど・・

次にくるのが


出来る範囲で構わないから

一歩引いて、お願い調だ。


それからつまらぬシットはするな

俺は浮気はしない

たぶんしないと思う

しないんじゃないかな

ま、ちょっと覚悟はしておけ

ここまで来ると
亭主小関白。

”お前”に惚れこんでいるのが
見え見えだ。

最後の歌詞では、


俺より早く逝ってはいけない
何もいらない俺の手を握り
涙のしずくふたつ以上こぼせ
お前のお陰でいい人生だったと
俺が言うから必ず言うから
忘れてくれるな 俺の愛する女は
愛する女は 生涯お前ひとり
忘れてくれるな 俺の愛する女は
愛する女は 生涯お前ただ一人

作詞:さだまさし
作曲:さだまさし

これはもう関白宣言じゃない。

プロポーズ宣言だ。

最後まで聞くと
『さだまさし』の優しさ溢れる
プロポーズ・ソングになっている。

結論は「関白宣言」に名を借りた
『プロポーズ宣言』でした。

さすが落研、
一筋縄ではいかない。

『さだまさし』恐るべし。

若い頃の『さだまさし』を観ながら
「関白宣言」を聞いてみましょう。

関白宣言

エピローグ 「関白宣言」の裏情報

どうしてプロポーズ・ソングが
女性蔑視の歌と
言われるようになったんだろう。

さだまさし「関白宣言」の
裏情報があった。

それによると
もともと
『さだまさし』はプロポーズの時の
歌を作りたかったようだ。

だから女性蔑視の歌を作りたかった
訳ではない。

最初、作った時は
「王手」というタイトルだった。

将棋で王手を掛けられて
「どうにも逃げられないぞ」

という状態にしてプロポーズする、

ちょっと
捻ったタイトルだった。

だが、発売にあたってタイトルが
「王手」だと曲の内容が分かりにくい。

もともとの
プロポーズソングの歌詞はそのままで
曲を想像しやすい

「関白宣言」とした。

だが
このタイトルが刺激的過ぎた。

歌詞も亭主関白風に聞こえるが、
歌詞の内容を深く追求しない人が
多いものである。

亭主関白風の歌詞と
「関白宣言」というタイトルが
社会現象となるほど
世の中を騒がせてしまった。

これが真相だろう。

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