トワ・エ・モワ「或る日突然」は歌詞から情景が見える

1969年、
東芝音楽工業から
トワ・エ・モワ
「或る日突然」
が発売された。

作詞:山上路夫
作曲:村井邦彦
編曲:小谷充


こんにちは
健康オタクの あんこう です。

今回は、
トワ・エ・モワ
「或る日突然」
です。

昭和44年(1969)

ある日突然、恋の予感が
洒落たメロディーに乗ってやってきた。

「ある日突然」は情景が見える歌

当時のフォークソングは
歌い手のメッセージを押し出すのが全盛だった。

そんな時現れたのが、この
トワ・エ・モワの「或る日突然」。

爽やかでしゃれた感覚の曲でヒットしてしまった。

今、聞いても懐かしく癒されてしまう。

この歌はどの時代でも
受け入れられるのではないだろうか。

山上路夫作詞の
トワ・エ・モワ「ある日突然」
の詞は四番まであって
それぞれストーリーが時系列で続いていく。

一番の歌詞

いつもは
おしゃべりに花が咲くほどだったのに
突然二人とも黙ってしまう。

二番の歌詞

相手の気持ちを感じ取れるように 
黙って見つめあう二人。

三番の歌詞

お互いに近寄って寄り添う二人。
「好きだ」と愛を感じる。

四番の歌詞

ついにキスまで。
そのとき友達から恋人に変わった。

こんな情景が見える歌ですね。

男女の愛を育むストーリーが
この曲の中で見えてきます。

この詞に
村井邦彦の洒落たメロディーが
二人を包み込むように被さっていく。

ヒットして当然の曲ですね。

恋の始まりは
黙り込んで見つめあう。

この瞬間を見逃さないようにね。

ある日突然、恋の予感が洒落たメロディーに乗ってやってきた。

この曲がヒットする前、私が高校生の頃。

どういうきっかけでこうなったのか
今は思い出せない。

気が付いたら
私は仲間友達のある女子と二人で
喫茶店にいた。

もともと私は
話すことが得意なほうではなかった。

しかしその時は
けっこう二人の話が盛り上がっていた。

とその時
一瞬、話が途絶えた。

短かったのか長かったのか
静寂の時間があった。

その時その女子がポツリと言った。

「あんこう君て
 黙っている時、何を考えているか
 わからない」

「・・・・・・」

これって愛の始まりだったんだろうか。

話が途絶えた時、
じっと見つめ合っていたら
どうなっていたんだろう。

間違えやすい「或る日突然」と『トワ・エ・モワ』

1969年春
その朝、ラジオから
しゃれたイントロの音楽が流れてきた。

どことなくヨーロッパ風で
ゆったりしていて
ちょうど休日の朝の雰囲気に合っている。

イントロの後に女性が歌い始めた。

それは爽やかな声で癒し系。

次に男性が穏やかな声で歌っていた。

デュエットだがハモリはない。

ユニゾンで盛り上げている。

ラジオのパーソナリティは
トワエモアというグループの
「ある日突然」という曲だと伝えていた。

変わったネーミングだ。

「トワエモアって
 どういう意味なんだ」

と思って聞いていると
フランス語で
Toi et Moi と書いて
君と僕という意味らしい。

正式なグループ名は
トワ・エ・モワ。

トワエモワではない。

中点が入る。

また最初聞いたとき
トワエモアと思っていたが
トワエモワ
と言うんだそうだ。

曲名も
ある日突然ではなく
「或る日突然」が正しい。

ヨーロッパ調の雰囲気を出して
いたのに曲名が『或る日』とは。

夏目漱石か志賀直哉の時代に戻った感じだ。

レコードのジャケットを見てみると
場所はフランスなんだろうか
旧い街路にトワエモアの二人が
座っている。

このジャケットに入れる曲名は
「ある日突然」より
「或る日突然」のほうが合っている。

そうか
この曲はフランスの旧い街並みを
イメージして作られたんだ。

まあ
書くと面倒だが
話すときは
『とわえもわ』の「あるひとつぜん」
と言えばいいわけで
簡単なことだ。

エピローグ

レコードのジャケットの写真について。

二人の背景が
ヨーロッパ・フランス風に見えるが
実は東京のガード下で撮影したらしい。

イメージに合う場所をよく探すもんですね。

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