「あの素晴しい愛をもう一度」 加藤和彦と北山修 ヒットは当然


こんにちは
健康オタクの あんこう です。

今回は、
加藤和彦と北山修
「あの素晴しい愛をもう一度」
です。

昭和46年(1971)

北山修と加藤和彦の
天才同士が引き寄せあって
「あの素晴しい愛をもう一度」
ができあがった。

「あの素晴しい愛をもう一度」どうしてヒットしてしまうの?

こんなこと言っちゃ失礼だが
加藤和彦も北山修も歌はそんなにうまくない。

と思う。

けど、
なんでヒットしてしまうんだろう。

「あの素晴しい愛をもう一度」は
恋愛ソングのようだが
詞の受けとめ方で友情ソングともとれる。

私は
詞をじーっと見つめて読んでいると
平和を願う歌なのかなとも思えた。

受け止め方は三者三様。

幅広い人たちに受け入れられたのだ。

それから
中学校の音楽の教科書に
載っているのを見てビックリした。

おまけに私の子供が歌っている
のを聞いてまたまたビックリ。

これは歌の上手下手ではないですね。

一番の詞の歌い出しが
♪いのーちかけてとー
で始まり

二番が
♪あか-とんぼのうーたを

三番で
♪ひろーいこーやに

と歌い方が変化している。

そして
三番では高音のハモリがかぶさってくる。

(言葉では表現しにくいので
 YouTubeの音源を聞いてみてください。)

そのほかにもいろいろ仕掛けがしてあります。

イントロのスリーフィンガーの演奏。

フォークブームだったから
ギターの弾き方にも興味を持つ。

「おや、これはどうやって弾いているんだ」

「うーん、どうもうまくいかないな」

なんて考えながら七転八倒。

結局、ギターと12弦ギター2本で
弾いているんだって。

石川鷹彦の3フィンガーに
加藤和彦の12弦ギターで
ウクレレのトレモロのように被せているんだそうだ。

もちろん曲と詞がいい
曲と詞がピッタリハマっている

のは言うまでもないですね。

北山修と加藤和彦の出会いが「あの素晴しい愛をもう一度」を生んだ

当時、
深夜放送のパックインミュージックで
北山修の放送を聞いていた。

ユーモアがあり、
カラカラっとした語り口。

よく「あの素晴しい愛をもう一度」がかかっていた。

フォークソングが好きになったのは
フォークル北山修がいたからだ。

今思えば偉大な人だ。

北山修、加藤和彦は
二人とも天才だと思っている。

天才同士が引き寄せあって
フォークルができた。

だが天才、加藤和彦は
どうやって北山修の才能を見抜いたのだろう。

端田宣彦の作詞事件があったように
まだ北山修の作詞の才能は周知されていなかった。

その北山修を加藤和彦は
フォークルのオリジナルメンバーに加えた。

そうだ加藤和彦も偉大な人なんだ。

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